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海外駐在子育てミレニアル世代のライフハック

赤ちゃん連れで国際線に乗る時のバシネットは位置も重要かもしれないというお話

こんにちは。

私ハチドリはアメリカに駐在する一児の父です。子はこちらで生まれました。

(出産に至るアメリカ事情も後々まとめます…)

アメリカで出産を行った為、日本の両家は生まれた赤ちゃんとなかなか対面できずにいましたが、今回一時帰国でその機会を得ました。

その時の経験を元に、赤ちゃんを国際線に載せる際のポイントを共有したいと思います。

 

1.とにもかくにもバシネットを予約しよう

赤ちゃんが10kg未満の場合はまず、とにかくバシネット席を予約しましょう。

通常バシネット席は各エリアの最前列(目の前に座席がなく、壁の席)にしか設置できない為、絶対数がそもそも少ないです。

ここで航空会社のシートマップを見ると、大抵全て最前列が埋まっており選択できない状態になっていると思いますが、心配ありません。これは航空会社側で予め予約ができないようにブロックしてある為で、直接問い合わせれば空いていることがほとんどです。従い、バシネットの予約は航空会社へ直接連絡することが必須となります。

「ウチの子は落ち着きがないから、絶対バシネットでは寝ない」

寝なくてもいいです。バシネットは赤ちゃんを入れていない間は、最強の荷物置き場になります。哺乳瓶セット、抱っこ紐、おもちゃ…狭い機内で何でもポイポイ入れられる空間は大変貴重です。

 

2.できればバシネットは中央列のところを抑えよう

これはバシネットが意外と存在感がある為、窓側3列シートのバシネットをとると、例えばパパママがいる場合は残り1人の乗客、どちらか単体による移動の場合は残り2人の乗客の目の前までバシネットがせり出すこととなり、なかなかに気まずい感じになります。

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写真は窓側3列のバシネットを取り付けた図。真ん中席や窓側席のサラリーマンの目の前に我が子が足を飛び出して寝ている!という状況にもなり得ます。

この点、中央列は大抵4席が多いです。この場合はバシネットをつけても、どちらか一方の2席の目の前に設置される為、圧迫感が少ないです。

特に単身赤ちゃん連れで飛行機に乗る場合は、こうした小さな気になりポイントをいかに削減するかが快適なフライトのコツです。

 

3.CAさんを味方につけよう

日系の航空会社の場合、CAさんは赤ちゃん連れの対応を心得てる方がほとんどです。中にはママさんCAさんもおり、かなり心強いです。

そして、実はお願いすれば哺乳瓶も洗ってくれます。

バシネットを予約している段階で、もうCAさんには赤ちゃん連れが搭乗しているというインプットがされます。ここは一つ、プロの方の力を借りましょう。

特に海外生活のサービス業スタンダードに慣れていると、日系航空会社の気の利かせ方には非常に感動します…

 

4.大丈夫、たったの10時間で皆の笑顔が見れる

今回思ったのは、大変だったけれど帰ってよかったということです。

何より孫との対面にとても喜ぶ両家両親や親族、再会を喜んでくれる友人というのは、交友関係の限られた海外生活を続けていると本当にありがたく思えるものです。今回は幸いに移動中に嫌な思いをすることはありませんでしたが、例え周囲の人から嫌な反応をされたとしても、忘れましょう。そういう人たちも、家に帰れば、忘れます。10時間(東海岸の方はもっと長いですが)、長いようで必ず終わりは来ます。CAさんの助けを借りながら、皆さまの赤ちゃん連れ凱旋帰国が成功しますようお祈りしています。